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車の燃費を管理する「TH69の車走簿」の機能をちょっと紹介

車の燃費を管理するエクセルソフト「TH69の車走簿」のあまり知られていないと思われる機能をちょっと紹介しておこう。その機能とはエクセルの『フィルター』機能で、各列にフィルターを掛ける事によってソートできるようになっている。「TH69の車走簿」でもその『フィルター』機能を使えるようにしてあるので、付属の集計シートではできなかったような集計ができたりする便利物だ。ただ「石油会社」や「スタンド名」でフィルターを掛けると、燃費は前回給油した時のものになるので注意が必要だ。「石油会社」別や、その「スタンド」でどれ位給油したか、またはいくら位支払ったのか等の集計には使えるので、そちらの方で活用してほしい。

便利なフィルターの使い方は次の通り

1)まず「TH69の車走簿」を開きます。この状態では緑に色付けした上側の「総走行距離」に対する集計値と、茶色に色付けした「フィルタ距離」に対する集計値は全く同じになっています。今回は今年の7月からの燃費がメチャクチャ良さそうなので、2012年7月以降でフィルターを掛けて集計してみる事にしました。
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2)フィルターは「年・月・日」などの見出し欄の下にある「▼」をクリックすることによって行います。ここでは「年」の下にある「▼」をクリックします。すると「年」の列に入力された内容が表示されますので、その中から目的のものをクリックします。今回は「2012年」でフィルターを掛けたいので「2012」をクリックします。
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3)多分「2012年」でソートされたと思いますので、今度は「月」でフィルターを掛けてみます。同じように「月」の下にある「▼」をクリックしますが、今度は「7月以降」でフィルターを掛けたいので、メニューの中にある「オプション」をクリックします。
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4)すると下のような「オートフィルタ オプション」という名前のダイアログが開きます。この「オートフィルタ オプション」は結構便利でソート方法を色々変更したり、「AND」や「OR」を使う事によってさらに高度にソートすることもできます。ここでは左上の欄の右端にある「▼」をクリックして「7」を、左上の欄の右端にある「▼」をクリックして「以上」をそれぞれ選択しました。(他のも試してみると面白いです)選択できたら「OK」ボタンを押して確定します。
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5)すると「2012」年の「7月以降」でソートされた内容が表示されます。同時に茶色に色付けした「フィルタ距離」に対する集計値は「2012」年の「7月以降」のものに更新されます。これでこの期間(2012年7月以降)の平均燃費が『21.32km/L』であることが確認できました。何となくいいとは思っていましたが、実際にこれほどいいとは思っていなかったので驚きました。
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6)フィルターの解除はフィルターを掛けたそれぞれの列の「▼」をクリックして「すべて」をクリックする事によって行います。面倒臭かったらエクセルのウインドウの「閉じる」ボタンを押し、「保存せずに終了」でもいいです。私はいつもそうしてます。
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7)試しにいつも使っている安売りスタンドの「gasta」でフィルターを掛けてみました。するとこれまで「1739L」給油して、支払い金額は「217,962円」であることが分かりました。さらに「年」でフィルターを掛けると、何年にどれ位給油してどれ位支払ったのかも一目瞭然ですね。
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エクセルって本当に奥が深いですね。なお、ご質問はいつでも受けつけています。


  ○TH69の車走簿 Ver.4.2 (ベクター) (←ダウンロードはこちら)
by th6969 | 2012-10-28 12:54 | TH69の自作ソフト